Pixiaワンポイント講座
Pixiaで文字入れする3つの方法(1)
「描画」メニューの「文字」ツールを使う方法

Pixiaで文字入れする3つの方法
(1)「描画」メニューの「文字」ツールを使う方法

Pixiaで文字入れする3つの方法の一つ目は、「描画」メニューの「文字」ツールを使う方法です。

「描画」メニューの「文字」ツールを使う

この方法は、Pixiaで文字入れするとき、一番スタンダードな方法です。 ヘルプや解説サイトも多いです。

  1. 基本的な操作の手順
  2. 詳しい設定方法
  3. 注意点
  4. 具体的な作例
  5. 長所や短所
  6. 参考サイト

の順に紹介していきます。

基本的な手順

  1. 「描画」メニューから、「文字」をクリック(またはツールバーの文字ボタン)
    【図】1.「描画」メニューから「文字」をクリック
  2. 「文字」設定画面で、各項目を入力していく。(詳しくはあとで説明します)
    【図】設定画面で各項目を入力していく
  3. 設定が終わったら、「OK」ボタンをクリック。
    【図】設定画面の「OK」ボタンをクリック
  4. キャンバスに文字が出るが、まだ貼り付けはされていない。
    【図】キャンバスに文字が出る
  5. 文字を入れたい位置までドラッグ。
    【図】文字を入れたい位置までドラッグ
  6. 位置を決めたら、右クリック。
    【図】位置を決めたら右クリック
  7. 右クリックメニューの「このレイヤに貼り付け」または「新規レイヤとして貼り付け」をクリック。
    【図】貼り付けを確定する

以上の手順で、文字をキャンバスに貼り付けることができます。
【図】文字がキャンバスに貼り付けられた

以上が、Pixiaで「描画」メニュー→「文字」ツールを使って文字を入れるときの、基本的な手順です。

次は、設定画面と右クリックメニューの詳しい説明などをしていきます。

設定画面と右クリックメニューの詳しい説明

以下の順で「文字」ツールの詳しい設定方法を紹介していきます。

  1. 「文字」設定画面でできること
  2. 文字を貼り付ける前の右クリックメニューでできること
  3. 注意点
  4. 作例
  5. 長所と短所
  6. 参考サイト

「文字」設定画面でできること

Pixiaの「文字」ツールの設定画面でできることをまとめました。(設定画面は、ファイルメニューの「描画」→「文字」をクリックすると出てきます。)

  1. 文字の入力(「入力文字」)
  2. フォントの変更(「フォント」)
  3. サイズの変更(「サイズ」)
  4. 横書きか縦書きか
  5. 文字の装飾(太字・斜体・スムーズ・エッジ)
  6. トーンフィルタの使用
  7. 文字をぼかす度合い
  8. 影の位置とぼかし度合い
設定が終わったら「OK」ボタン。でもまだ終わりじゃない!

設定が終わったら「OK」ボタンを押します。すると、キャンバス上に文字が出てきます。

が、この時点ではまだ文字はキャンバスに貼り付けされていません

文字上で右クリックして出てきたメニューから「このレイヤに貼り付け」または「新規レイヤとして貼り付け」をクリックすることで、キャンバスに文字が貼り付けられます。

つぎは、この右クリックメニューでできることを紹介します。

文字を貼り付ける前の右クリックメニューでできること

文字を貼り付ける前の右クリックメニューでできるのは、以下の9つです。

  1. このレイヤに貼り付け
  2. 新規レイヤとして貼り付け
  3. 拡大・縮小
  4. 自由変形
  5. 平行四辺形に変形
  6. 回転
  7. トーンフィルタ
  8. 元のサイズ
  9. キャンセル
1.このレイヤに貼り付け

カレントレイヤ(現在選択しているレイヤ)に文字を貼り付けます。

2.新規レイヤとして貼り付け

新しいレイヤとして文字を貼り付けます。

3.拡大・縮小

文字を拡大・縮小します。

文字の四隅にあるハンドルをドラッグして、好きな大きさにすることができます。

※なお、[Shiftキー]を押しながらドラッグすると、縦横の比率を変えずに大きさを変えることができます。

大きさを決めたら、もう一度右クリックして、「このレイヤに貼り付け」または「新規レイヤとして貼り付け」をクリックして貼り付けを確定します。

この最終的な貼り付け確定操作は、以下のすべての操作に共通です。(変形→右クリック→「貼り付け」の流れ)

4.自由変形

四隅+各辺の中点にあるハンドルをドラッグして、自由に変形できます。

ただ、自由とはいっても、実際にはそれほど自由には変形できません。

できるのは直線的な変形のみ。曲線的な変形はできません。

とはいえ、変な台形や三角など、いろいろと形を変えて遊んでみると楽しいし、新たな発見もあるかもしれません。

5.平行四辺形

四隅+各辺の中点にあるハンドルをドラッグして、平行四辺形に変形させることができます。

ハンドルをドラッグすると、平行四辺形の形が保たれるように他の辺が自動的に調節されます。(四隅のハンドルをドラッグすると分かりやすいかも)これが自由変形との大きな違いです。

6.回転

文字を回転させます。

「回転」を選択すると、回転ハンドルがでてきます。中心から右へ横直線、その先についた四角がハンドルです。

この回転ハンドルをドラッグして回転させます。

7.トーンフィルタ

トーンフィルタ効果をつけて貼り付けることができます。

「トーンフィルタ」をクリックすると、トーンフィルタの設定画面が出てきます。ここで模様を選び、OKをクリック。

再度右クリックから貼り付けをすると、トーンフィルタがかかった状態で文字が貼り付けられます。

8.元のサイズ

貼り付ける文字がキャンバスからはみ出す大きさだと、キャンバスサイズに合わせて自動的に縮小されてしまいます。

縮小させたくない場合は、この「元の大きさ」を選択してから貼り付けを行います。

9.キャンセル

貼り付けをキャンセルします。

――以上が、貼り付ける前の右クリックメニューでできることです。

つぎは、文字を貼り付けるときの注意点です。

注意点

注意点は、以下の3つです。

つぎに、具体的な作例を作ってみたので、それを紹介します。

作例

作例1
  1. 文字色―黒
  2. フォント―メイリオ
  3. サイズ―100
  4. 横書き
  5. 太字・斜体
  6. トーンフィルタ―無し
  7. ぼかし―無し
  8. 影の位置―2
  9. 影のぼかし―4
作例2
  1. 文字色―白
  2. フォント―メイリオ
  3. サイズ―100
  4. 横書き
  5. 太字・斜体
  6. トーンフィルタ―無し
  7. ぼかし―無し
  8. 影の位置―2
  9. 影のぼかし―4

※作例1の文字色を白に変えたものです。

作例3
  1. 文字色―青
  2. フォント―Times New Roman
  3. サイズ―100
  4. 横書き
  5. エッジ
  6. トーンフィルタ―無し
  7. ぼかし―1
  8. 影の位置―2
  9. 影のぼかし―10
作例4
  1. 文字色―グラデーション
  2. フォント―Impact
  3. サイズ―100
  4. 横書き
  5. 太字
  6. トーンフィルタ―有り(下から上へ白くなるやつ)
  7. ぼかし―0
  8. 影の位置―0
  9. 影のぼかし―0

――設定を適当にいじってみると、意外といい感じのロゴができたりします。

つぎは、この文字入れ方法の長所と短所です。(あくまで個人的な感想です。)

長所・短所

長所
短所

参考サイト

最後に、参考サイトを紹介します。

とりあえず、これで「Pixiaで文字入れする3つの方法」の一つめ、『「描画」メニュー→「文字」ツールを使う方法』の紹介を終わります。

つぎは「Pixiaで文字入れする3つの方法」の二つめ、「文字スタンプモード」についてまとめていきます。

<<目次文字スタンプモードを使う方法>>




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