鏡のその裏
- タイトル
- 鏡のその裏
- 完成年月日
- 2005年10月22日(日曜日)
- ファイルサイズ
- 59KB
- 使用した道具
-
- 下描き〜仕上げ
- Pixia ver.3.1s〜ver.3.2f)
- 縮小･減色･保存
- Dibas32
今年2月のPixia祭りに出した作品Bの、完成版です。
祭りのときは締め切りギリギリで未完成の状態だったので、ちゃんと完成させないとと思いつつ半年以上も放置してました。(^^;
祭りのお題が｢鏡｣というところから、｢鏡＝歴史書｣に書かれない｢敗者｣をイメージして描いてみました。
発想は｢鏡｣→｢鏡物｣→｢歴史書(叙述)｣→｢歴史書に書かれていることの裏側｣という感じです。ただ、｢敗者｣のイメージは鏡物よりも『太平記』とかの軍記物からきています。｢基本的に『勝者の物語』である歴史書に影響を与える『敗者の怨霊』｣→｢『鏡』の裏に確かに存在する敗者｣、というのが描きたかったイメージです。(そのへんの詳しい話は3月3日の日記参照)
描くにあたっては｢とにかく暗く！｣を心がけました。｢暗く暗く……｣と念じながら描いてたら、結果的にちょっと暗くなりすぎた感もあります。(^^; あんまり暗いトーンの絵って描いたこと無かったので、せっかくだしおもいっきし暗くしてやろうと。とはいえ、なかなか難しかった。
なかなか暗く塗れない。色合いをどうしたらいいのかとか、陰影をどうつけたらいいのかとか、いろいろ勝手が違いました。単に明度を下げればいいってもんじゃないらしい。(^^;
あと、真ん中の岩の塊みたいなやつがいまいち｢岩｣らしくならなかった。(ほんとは城壁の跡みたいにしたかったんですが、断念しました……-_-;)岩に限らず、自然物をあまり描かないので、どう描いたらいいのかわからない。『ひまわり』とかも、背景(とくに山)がうまく描けなくて微妙だし、その辺今後の課題だなと思います。
2005年10月26日(水曜日)
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